クレヨンの書いてある画用紙の上に、また紙を張りたいのですがのりだとはがれてしまいます。何を使えば貼り付けできますか?教えてください。
子供の自由研究で、ポスターを書きました。クレヨンであざやかないろんな色をたくさん塗り、その上から真っ黒く塗りつぶし、真っ黒く塗りつぶしたところへ字や絵を削るようにして下の鮮やかな色を浮き立たせる絵です。その上にまた違う紙で描いた絵を張りたいというのですが、のりだと乾いた後はがれてしまうのですが・・。
水はしみ込まないですから水溶性の糊ではくっつかないのはそのとおりなのですが、
溶剤型の接着剤でも水分と反応する無溶剤型の接着剤でもクレヨンの層の上では接着できません。粘着剤も無理です。要するに接着剤はクレヨンの層の上とくっついてしまって下の紙から絶縁されてしまっているので、たとえ強力な接着剤であっても接着力が出ないのです。シールの裏紙の上に接着しているのと同じです。
クレヨンを完全に削り取って、紙の面を出してからなら接着できますが。
http://www.matuyashokai.co.jp/tukaikata.htm
の1の条件です。
せっかく描いた物を削るのが心苦しいなら、直接接着をしないで付けることを考えるべきでしょう。
接着の足場になる布や紙をまず糸で縫い付け、(ホッチキスでも可ですがあとで錆が出るおそれがあります)、その上に糊や接着剤で貼付ければ、上に貼付ける絵の表面に糸を出さずにくっつけられます。
あるいは貼付ける紙の裏に別の紙を貼付け、ベロのようにしておいて下の絵の紙に切り込みを入れてそのベロを差し込んで裏で貼る。などですか。
糸が出てもいいのならそのまま縫い付けるか、あるいはホッチキスで付けられます。
熱でとかす接着剤(ホットグルー、ホットメルトなどの熱接着剤はパラフィン(ろう)の融点の高い物を使っています)ならもしかするとクレヨンを溶かして付くかもしれないけれど汚い感じにクレヨンがしみてしまうかも。
直接接着ではなくて接合で足場を作って付けるのが結局最も“簡単”確実でしょう。これまでの経験からそう思いますが、何事も経験ですのでいろいろ試してみてはいかがでしょうか。
クレヨンはロウを混ぜて作ってありますので、ロウを溶かして紙の地肌までとどくような接着剤でないと、乾燥したらペラペラとはがれてしまいますね。
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http://www.cemedine.co.jp/product/domestic/adhesive/sokkan.html
ロウはどうでしょうか?
木工用ボンド・・・じゃ頼りないなら瞬間接着剤とかどうでしょう。
接着剤はお子様には危険なので、代わりにやってあげてください。
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